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緊急企画1.17 セルフタッチング・オンライン無料ワークショップ ”今・ここ”から始まるケアと癒し

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『セルフタッチング
“今・ここ”からはじまるケアと癒し』

案内人: 中川れい子
(NPO法人タッチケア支援センター代表理事
「みんなのセルフタッチング」著者)
2024/1/17(水)午後8時00分~9時30分
オンライン(Zoom)
※後日録画視聴はありません

お申込みはこちらのpeatixからお願いいたします。
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2024年元旦、石川県能登半島での巨大地震で被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。
家屋の倒壊、大切な家族の死、ライフラインの断絶、過酷な避難生活、今なお続く余震、極寒の寒さが少しでも改善されること、そして、尊い命を失われた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

元旦から始まった悲劇に、多くの方々が胸を痛み、同時に不安や焦り、怖れを感じておられる方も少なくはないと思います。何か支援はできないかと、焦る気持ちも高まる一方です。

まずは自分自身を癒し、ケアすることが大切!

とはいえ、わかっていても、なかなかそれが実践しにくいのも人情です。
そこで、29年前に阪神淡路大震災が起きた1月17日に、“セルフタッチング”を通じて、身心の癒しとケアと回復を促すための、無料オンライン・ワークショップを緊急企画しました。

今回のセルフタッチングでは、不安や不眠、ストレスやトラウマを緩和するための、様々な身体的・神経的なセルフケア・ワークをご案内します。安心安全な場、グラウンディング、呼吸法等、そして、自分自身のからだに触れていくことを通じて“今・ここ”に在る自分自身とまずはつながりましょう。不安や孤独を感じるときは、オンラインでもつながりあうことも大切です。
カメラオフでの耳だけ参加も大歓迎ですので、お気軽にご参加ください。

案内役は、NPO法人タッチケア支援センター代表理事の中川れい子が務めます。29年前の阪神淡路大震災の時、中川は兵庫県西宮市の自宅が倒壊し被災しました。周囲では亡くなった方も多く、今も能登半島の震災の状況を思うと胸が痛む日々です。

あの時、いかに私達の生活は、予期せぬ自然災害等、圧倒的な困難と常に隣り合わせであるかを痛感し、その後、現地避難所でのボランティア活動を通じて、疲弊し傷ついた身心を癒していくことへの探求が始まっていきました。そして、2011年、NPO法人タッチケア支援センターを設立したのですが、偶然それは、東日本大震災と同年となり、奇しくも、タッチケア支援センターの最初の活動は、東北の被災地から始まったのです。

今回の無料オンライン・ワークショップでは、前半は中川れい子のファシリテートで心と身体、神経系を調えるセルフケアとセルフタッチングをご案内します。まずは、自分自身を癒し、ケアすることから始めていきましょう。
そして後半、お時間のある方で語り合いの時間も設けます。私達の“今”の気持ちをわかちあい、そして、被災地にこれから何ができるのかも語り合えたらと思います。(発言なさらず聞くだけでもかまいません)

<イベント詳細>
◆日時
2024年1月17日(水)20時~21時30分(最大延長22時)

◆配信形式
Zoomミーティング
参加方法① Peatixにログイン ⇒「マイチケット」画面から当該イベントを選択し、「イベント視聴」ボタンをクリック
参加方法② 開催日前日までに登録時にご指定のメールアドレスにお送りするZoomのURLをクリック、もしくはZoomアプリを立ち上げてIDを入力
※メールが迷惑メールやプロモーションなど他のフォルダに届くことがあります。前日になってもお知らせが届かない場合はお手数ですが他のメールフォルダをご確認の上ご連絡ください。

◆参加費
無料

◆定員
100名 お申し込み多数につき定員枠を撤廃いたします

◆必要なもの
動きやすい服装

◆タイム・スケジュール(予定)
前半 セルフケアとセルフタッチング
後半 トーク これからのケアと癒し、回復に向けて

【参考(中川れい子 著作)】
「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社 2022年)
「オトナ女子のおうちセルフケア」(秀和システム 山口創(桜美林大学教授)と共著 2021年)
小冊子「こころにやさしいタッチケア」(2011年、東北被災地に無料配布した36ページの小冊子、PDF で無料公開
「対人援助に役立つタッチケア、その理論と実践」(身の医療 2016)
「タッチケア 10 年の歩みと、 コロナの時代に伝える“気づき”のタッチ」(身の医療 2021)

【中川れい子 プロフィール】

・NPO法人タッチケア支援センター代表理事
・エサレン®ボディワーク認定プラクティショナー

兵庫県出身、関西学院大学文学部美学科を卒業後、塾・予備校等の教育産業に10数年従事。阪神淡路大震災の被災体験とボランティア活動をきっかけに、心と身体のつながりをもとにする癒しを学ぶことに目覚め、1998年よりボディワーク、ボディサイコセラピー、カウンセリング、ヒーリング等を学び始める。

1999年にエサレン®ボディワークと出会い、翌年認定施術者となり自宅サロンで開業、個人セッションをひたすらに積み重ねる中、触れることの様々な作用を実感し、その普及・教育・ボランティア団体として、「やさしくふれると世界はかわる」をテーマに2011年NPO法人タッチケア支援センターを設立。ソマティクス(身体感覚の気づきにかかわるワーク)を重視した、安全で心地よく、対人援助に役立つ「こころにやさしいタッチケア講座」を開講。高齢者施設・がん患者会・緩和ケア病棟・産科等での施術会や、発達障害・精神障害の方の地域活動支援センター、うつ回復期の方の就労支援センター、疼痛患者の会や、依存症の会など、様々なフィールドで、セルフケアやタッチケアの指導にあたる。

自分自身を調え、自分を大切にすることを深める“セルフタッチング”のワークを考案し、その普及活動を行い、2022年「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社)を出版。また、エサレン®ボディワーク等の個人セッションも、関西・関東で引き続き行い、エサレン・スタイルの独自の講座“Touch in Grace”を開講する。

エサレン®ボディワークの認定コースを含めての各種ワークショップ主催、米国ホスピタルベイスドマッサージ公認講師、キャロリン・ターグ氏を招いてのオンコロジータッチセラピー講座、グリーフケアのためのタッチセラピー等の講座をオーガナイズする。

こころとからだのセラピールーム amana space 主催
夫、中川朋との共同経営する株式会社ホールネス 代表取締役
<身>の医療研究会理事
ホリスティック医療認定療養師

S.E(ソマティック・エクスペリエンシング)中級コース修了。

2021年3月に、山口創氏との共著「オトナ女子のおうちセルフケア」(秀和システム)を発刊。2022年12月、単著で「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社)を発刊。2023年6月、「わが国におけるポリヴェーガル理論の実践」(岩崎学術出版)で、産後のタッチケア・トリートメントについてのコラムを寄稿。月刊「クーヨン」2023年5月号(クレヨンハウス)  にも親子でできるタッチケアとセルフタッチングについて寄稿。

2023年、オリジナルメソッドによるセルフタッチングの指導者を育成する講座を開講。2024年2月15日からの第二期を現在募集中。
第二期「セルフタッチング指導者養成講座」