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日時: 2015年10月31日(土)~11月3日(火、祝日)
場所: 京都テルサ(京都府、京都市、JR京都駅南へ徒歩15分)


pictures from Tracy Walton & Associates

米国カリフォルニア州の医療機関で実践されている、がん患者の方へのタッチセラピーについて集中的に学ぶ、専門家向けの講座です。がんの病歴、あるいは症状が進行中の方に対する、施術のガイドラインや禁忌等について必要な知識を学びます。短期・長期・末期でのがん治療における適切な評価法や、リンパ浮腫やがんの治療中での副作用への対処法にもふれ、マッサージ・テーブルを使用するハンズオンhands onで の実技実習ではデモセッションを通じて解説します。病院の過剰にストレスがかかる環境下での、がん患者の不安と苦痛を緩和し、心をサポートする、静謐で気づきあるかかわりが特徴的な施術法です。
講座は4日間(初日は、半日)、合計24時間。修了後、筆記テストと審査を経て、後日、修了証が授与されます。

【講座の概要】

*オンコロジー(がん患者への)・タッチセラピーの概要
*一般的な治療法とその副作用
*成人のがん患者へのタッチセラピーの禁忌と指標
*デモと実技実習―交換セッション
*がんとリンパ組織について
*終末期のガイドライン
*質問・導入・関わりについて
*実際にがん患者さんを招いての実技実習 その他

【クラスの詳細】

日時:2015年10月31日(土) 13時~17時30分
    11月1日(日)~3日(火:祝日) 10時~17時30分

会場:京都テルサ (京都市南区東九条下殿田町70番地(新町通り九条下ル、京都府民総合交流プラザ内)
http://www.kyoto-terrsa.or.jp/access.html

受講料:108000円 ( 2015 年9月10 日以降は5千円増し。分割可。
2講座受講の場合は、それぞれの講座料から5千円お値引いたします) ご入金先はお申込み後にお知らせいたします。
受講料のお振込みをもちまして、参加申込受付完了とさせていただきます。

対象:医師・看護師・理学療法士・鍼灸マッサージ師
ボディワーカー、マッサージセラピスト、アロマセラピスト等
*医療関係者の方でタッチに関する施術が未経験の方はご相談ください。
*ボディワーカー、マッサージセラピスト、アロマセラピストの方は、施術経験や資格等をお知らせください。
 

定員: 16名(最大20人、定員になり次第締め切ります)

講師: キャロリン・ターグ

通訳: 広瀬由美子

主催  特定非営利活動法人 タッチケア支援センター
     - やさしくふれると世界は変わる -
Office  兵庫県尼崎市立花町2-13-10 アルファホーム1階

お問い合わせ&お申込み   電話 06-4967-9839 (留守番電話にメッセージをお残しください。折り返しご連絡いたします)

担当  中川)office@touchcaresupport.com HP http://www.touchcaresupport.com/

お申込みフォームが機能しない場合は、上記にご連絡ください。

オンコロジータッチセラピーの施術をご体験くださった実習にご協力くださいました、がん患者様の声

●すごく良かったです。タッチが心地よくて安心できました。手からやさしい気持ちが伝わってきました。また機会があればぜひ受けたいです。

●とても気持ちがよかったです。体・全体がリラックスできた感じです。これが本当の手当だと思います。もっと皆さんに広めてあげたいです。

●今日初めてです。手でこんなに身体に温かに指圧のように流れることに驚きでした。からだの足がわからなくなる状態になって、肩甲骨のところに軽さを感じたのが気持ちがよく、スッキリしました。ありがとうございました。キャロリン先生の人なりに、感謝の気持ちです。

●とてもリラックスできて、とても気分がよくなりました。痛みが8割程度取れました。月に2・3回程度受けれたらどんなにいいでしょうか。ぜひ、京都で立ち上げて頂きたいです。有料で、もちろん。

●初めて施術して頂きましたが、指先、手のひら、すべてから優しさを感じました。サバイバーとしても、人としても、大切に向き合って頂けてるのが伝わって、心もからだも癒されました。体中がポカポカしています。軽くなりました(身も心も)本当にありがとうございました。

●レイキの手当のような、あたたかい手に、癒されました。身体の中の内蔵たちが、活性し、反応していました。今晩はきっと、夕飯がさらに美味しく、良い眠りにつけると思います。

前回の受講生の皆様の声

・期待以上でした。今回学んだことは知っておくべきことのほんの一部だと思いますが、がん患者ケアについて不安に思っていた事柄がクリアになりました。

・時間が短くもっと突っ込んで深く理解する時間がほしかった。また次のレベルに進むことを期待しています。

・現場で活用しやすい内容でした。知りたいと思っていたアセスメントの方法をしることができました。

・癌という日本人には切っても切れない病について学び、副作用への対応、禁忌やタッチの力加減など知らなくてはならないことを知れて、また病を抱える方への接し方にすこし自信を持つことができました。今回、講座参加の方々に医療従事者の方が多くいらっしゃったので大変刺激になりました。

・がん患者さんへのタッチセラピーについて、やっとスタートラインに立ったばかりですが、今まで学んできたボディワークやエネルギーワーク、カウンセリングの手法などがこのセミナーですべてつながり、タッチケアの新しい可能性の扉が一つ大きく開いたようにも感じています。緩和ケアやがん医療の現場で働かれている看護師さんの参加も多く、現場の生の声や多くのことを教えて頂き、とても貴重な時間となりました。    

・キャロリン先生はジェントルタッチ(ソフトでやさしいタッチ)を手取り足取り懇切丁寧に教えてくださったのですが、おかげさまで自分のタッチの質が大きく変化したことを感じます。早速元がん患者さんやむくみのひどい方や血栓の疑いのある方への対処の知識を参考にしています。一番知りたかった病気をもっておられる方への対処の仕方を教わることができて本当によかったと思います。

・医学知識があっても難しい内容でしたが、それでもみんなが強い意志をもち一丸となって受講することができたので、楽しい3日間でした。

・講座前資料に目を通したとき、正直ついていけるか不安でしたが、医療看護の現場でリスクを回避するには知っておくべきことであり、いいタイミングで受講できたと思います。特に3日目の癌患者さんに施術をするのはとても緊張しました。シェアリングすることで大きな気づきが得られ、なんとなく自分の中に小さな自信が生まれたような気がします。今までのマッサージの概念がすこし変化していくように思います。タッチの本質・原点があったように思います。

・1日目は、やってはいけないことがあまりに多いように感じ、残念に思っていたのですが、2日目には、ジェントルなタッチの可能性を感じ始めるようになり、「患者さんの症状を少しでも改善してあげたい」という気持ちではなく、「一時でもリラックスして頂きたい」「寄り添わせて頂こう」という気持ちでいることの大切さをようやく理解できるようになりました。それと同時に、「害を与えないケア」という言葉のイメージが、「制約の多い消極的なケア」から「害を与えることなく患者さんをサポートできるより広い可能性を持つケア」へとポジティブに変化していきました。ただ、そのようなケアを行うためには、患者さんについての詳細な情報が必要であることも痛感しました。

前回の講座風景

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