5/20 ロット先生のお話会~シカゴ大学小児病院でのタッチケアの実践報告@東京
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ディラン・T・ロット先生のお話会
~米国シカゴ大学小児病院でのタッチケアの実践報告
ゲスト:山口 創(桜美林大学リベラルアーツ学群教授)
日時:2023/5/20(土)AM10時~12時
会場:隣町珈琲(東京都品川区)
主催:NPO法人タッチケア支援センター
~やさしくふれると、世界はかわる~
お申込みはこちらのpeatixでお願いいたします。
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米国シカゴ大学医学部、コマ―小児病院のマッサージ・セラピストとして長年従事されているディラン・T・ロット先生をお迎えしてのお話会を、ゲスト・スピーカーにタッチに関する数々のご著書のある山口創先生(桜美林大学リベラルアーツ学群教授)をお招きして開催いたします。(表題では“タッチケア”としましたが、お話の内容は、米国での医療環境下でのマッサージ・セラピーの実践についてとなります。日米での資格制度の違いがありますので、このようにさせていただきました)
ディラン・T・ロット先生は、文化・心・身体・脳の関係を、マッサージ・セラピーやボディワークの実践を通じて独自の視点で探求する人類学者であるとともに、米国シカゴ大学医学部コマー小児病院にマッサージ・セラピストとして長年従事し、小児緩和ケアチームにも関わり続けておられます。また、NICU、PICU、オンコロジー、抗がん治療等のユニットで、乳幼児や子どもたちにマッサージ療法を提供し、そして、子ども達の介護にかかわる家族や医療従事者のストレスや悲嘆ケアのサポートも行ってこられました。医療的に複雑な状態にある子どもたちに、家庭でも安全にマッサージ・セラピーを行う方法を両親や介護者に教える活動や、シカゴ大学医学部のファミリーバースセンターでベビー・マッサージを教えるボランティア活動も継続されています。
今回の2時間のトーク会では、前半はロット先生のご講演を。後半は、日本のタッチ研究の第一人者である桜美林大学教授の山口創先生に加わっていただいての対談と質疑応答を予定しております。また、通訳は、米国のCIISでソマティック関連講座をご担当され、周産期心理学にもお詳しい大野誠士先生に特別にご担当していただきます。そして、司会進行は、タッチケア支援センター代表理事の中川れい子でお送りいたします。
時間的な制限はありますが、今後の日本での小児医療におけるタッチケアの展開への、一つの種まきとなればと思います。皆様のご参加をお待ちしています。
◆第一部:ディラン・T・ロット先生のお話
- 米国の病院でのマッサージ・セラピーについて
- シカゴ大学医学部、コマー小児病院のプログラム、新生児への対応
- 母親や介護者のサポートについて
- 他の専門分野との連携などの、今後の方向性と課題。
◆第二部:ロット先生と山口創先生との対談&質疑応答
<ロット先生から、日本の皆さんへのメッセージ>
私達の中で、もっとも弱い立場にある(vulnerable)人々を
より良くケアするために、共に学ぶことができるよう、
皆さんとの交流を楽しみにしています。
日本における緩和・ホスピスマッサージ療法の実践についても
皆さんが活動されていることがあれば教えてください。
【開催概要】
日時:2023年5月20日(土) 午前10時~12時(開場 9時30分)
会場:隣町珈琲 https://tonarimachicafe.jp/
東京都品川区中延3-8-7 サンハイツ中延B1 TEL 03-6451-3943
東急大井町線「中延」駅 徒歩3分
東急池上線「荏原中延」駅 徒歩5分
都営浅草線「中延」駅 徒歩4分
Google map https://goo.gl/maps/9ziQYRKyvJBgZTc68
*商店街の中にある、地下一階の本屋さんの中のフリースペースです。
*イベント中、500円でドリンクが注文できます。
*12時終了後すぐに、会場はカフェ・スペースに戻ります。ご希望の方はそのままランチをお楽しみください。
参加費 :4800円
定員:40名(定員になり次第、締め切ります)
※対面のみで、オンラインでの配信はありません。
(後日、音声と資料を配信する可能性はあります)
【主催】
NPO法人タッチケア支援センター
~やさしくふれると世界はかわる~
http://touchcaresupport.com/
連絡先・問い合わせは事務局へ
office.touchcare@gmail.com
【スピーカープロフィール】
ディラン・T・ロット(登壇者)
Dylan T. Lott ,PhD
文化・心・身体・脳の関係を、マッサージ・セラピーやボディワークの施術実践を通じて独自の視点で探求する人類学者(博士)。現在、米国シカゴ大学コマー小児病院のマッサージ・セラピストとして従事し、小児緩和ケアチームの一員として、また、NICU、PICU、オンコロジー、抗がん治療等のユニットで、乳幼児や子どもたちにマッサージ療法を提供。また、家族やスタッフ(看護師・チャプレン・研修医)へのマッサージ・セラピーを通じて、彼らのストレスや悲嘆ケアをサポートする活動や、医療的に複雑な状態にある子どもたちに、家庭でも安全にマッサージ・セラピーを行う方法を両親や介護者に教える活動や、シカゴ大学医学部のファミリーバースセンターでベビー・マッサージを教えるボランティア活動も続けている。シカゴ大学医学部付属 コマ―小児病院 https://www.uchicagomedicine. org/comer
山口 創
Hajime Yamaguchi
桜美林大学リベラルアーツ学群教授 博士(人間科学) 臨床発達心理士。専門は身体心理学。日本のタッチ研究の第一人者であり、『手の治癒力』『幸せになる脳はだっこで育つ』『皮膚感覚の不思議』『人は皮膚から癒される』等、著書多数。『最良の身体を取り戻す』等、健康やセルフケアに関する著書も多い。また、「世界一受けたい授業」(日本テレビ系列)「チコちゃんに叱られる」「あさイチ」(NHK)他TV出演も多く、“オキシトシン”を日本社会に広めたことでも知られる。静岡県出身。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。NPO法人タッチケア支援センター特別顧問
大野誠士 (通訳)
Seiji Ono
カリフォルニア州公認心理セラピスト、トラウマケアセラピスト。周産期トラウマケアワークのパイオニアであるレイ・カステリーノに師事。CIISソマティックカウンセリング心理学部元准教授。現在はOffice Seiji Ohno 代表、ホリスティックウェルネスコンサルタントとして、CEO、政治家、教育関係者などの個人や企業、福祉施設などの組織を支援することを通じて社会の変革に取り組んでいる。静岡県富士宮市在住。
Website: https://seijiohno.jp
Blog: https://note.com/seijiohno
中川れい子(なかがわれいこ)
Reiko Nakagawa
NPO法人タッチケア支援センター代表理事。2011年、「やさしくふれると世界はかわる」をテーマに、タッチケアの普及・教育・研究活動を展開するNPO法人タッチケア支援センターを設立。ソマティックス(身体感覚の気づきにかかわるワーク)を重視した、家族間ケア・看護・介護等の対人援助のための「こころにやさしいタッチケア」講座を展開するとともに、産科・高齢者施設・がん患者会・緩和ケア病棟等での施術活動を実践。著書「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社)等。
https://touchcaresupport.com/