4/13開講 『セルフタッチング』指導者養成講座(オンライン連続講座)
講師:中川れい子(「みんなのセルフタッチング」著者
NPO法人タッチケア支援センター代表理事)
解説+演習 6回シリーズ
2023/4/13・4/20・4/27・5/11・5/18・5/25(全て木曜日)
19時30分~21時30分
オンライン(Zoom)お申込みは、こちらのpeatixが便利です。
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デジタル化とソーシャルディスタンスの現代社会
リアルさが薄れがちな“わたしの身体”
触れて、感じて、取り戻す。
そんな「セルフタッチング」の指導者を養成するコースができました。
「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社)の出版を記念し、タッチケア支援センターの“セルフタッチング”をお伝えいただく認定指導者育成のためのオンライン連続講座を開講します。1日2時間(夜)、6回のコースとなります。
“セルフタッチング”は、みずからの手でご自身のからだと“対話”するように触れていくというシンプルなメソッドです。皮膚へのやさしい刺激を通じて脳神経に穏やかに作用しリラクセーションを促すとともに、外側に向かいがちな”気づき”を自分の内側へと向けていきます。
まずは、経絡や筋膜リリース等の治療的アプローチはとりあえず横に置き、まるで初めて触れるかのように、自分自身のからだに“触れてみる”“感じてみる”を体験してみましょう。その時の感触、質感、温度、からだの広がり、呼吸の“ゆらぎ”等・・・。実は、自分自身のからだとは最も身近な”自然”でもあるのです。セルフタッチングは、内なる自然(いのち)に触れゆく”体験-experience-”を通じて徐々に”自分力”を引き出していきます。
この講座では、セルフタッチングの背景にある哲学とその効果、そして、誘導ファシリテーションの“コツ”をお伝えし、実際にクラス中に誘導演習を行うことで実践力を高めます。また、安全な空間づくり、からだほぐし、グラウンディング、呼吸、マインドフルネス等の、基本的なセルフケアも含まれ、ソマティック(からだとつながった)身体教育の基本も身につくようにご案内いたします。
また、セルフタッチングの体験を通じて参加者ご自身の癒しもサポートしていきます。2か月間、まるで自分自身のからだを“旅するように”クラスをお楽しみください。自分自身を癒し、身体の感覚やイメージを深めていくことが、セルフタッチングの誘導ファシリテーションの大切な基礎となります。
ご参加は、演習がありますので全日程リアルタイム参加が原則となります。(補講については後述)
講義・解説、誘導デモンストレーションは録画で繰り返し復習していただくことができます。
講座修了後は、所定の条件(後述)を満たしていただくことで、NPO法人タッチケア支援センターより、認定指導者として認定証を授与いたします。
<このような方におすすめです>
●利用者さんにセルフケアを伝えたい医療・福祉・教育職の方に
●ご自身のキャリアにセルフタッチング指導を加えたいセラピストの方に
●よりハイレベルなセルフケア法を身につけたい方に
セルフタッチング無料体験会(第三回出版記念イベント)
3月6日、午後8時~9時15分
全身をつなげるようなセルフタッチング無料体験会
3月15日 午後7時30分~9時30分
山口創先生 村川治彦先生 中川れい子オンライントーク会
「わたしにふれることから始まるWell Being」
◆6回コースの日程と内容◆
第1回 2023年4月13日(木)19:30~21:30
セルフタッチングの哲学と、誘導の基本ポイント
講義:「セルフタッチングの目的と効果」「セルフの理解」「ソマティックな体験教育」「リラクセーションの仕組み」「呼吸と心拍のゆらぎ」「誘導のポイント」
演習:「基本のセルフタッチング(手をあてる・さする・セルフハグ等)」の体験と、誘導練習。
第2回 2023年4月20日(木)19:30~21:30
基本のセルフケアワーク ーグラウンディング、呼吸、マインドフルネスー
解説:「基本のセルフケア」(楽な姿勢、からだほぐし、グラウンディング、呼吸、マインドフルネス等、やわらかな手を育む等の、基本の“セルフケア”の体験と、その誘導ポイント)
演習:「基本のセルフケア」の体験と、誘導練習。
第3回 2023年4月27日(木)19:30~21:30
“からだまるごと、つなげるように触れていく”
解説:「全身のセルフタッチング」(全身をつなげるように触れていくセルフタッチングの基本。天と地と、呼吸とハートとつながった“やわらかな手”を育む)
演習:“全身をつなげるセルフタッチング”の体験と誘導練習
第4回 2023年5月11日(木)19:30~21:30
“身体の地図と3つのセンター”
解説:「ホリスティックな身体観と身体マッピング」(身体の様々な部位の意味の考察。マインドフルネス(頭部)・ハート(胸部)・ビーイング(腹~脚部)の3つのセンターの理解。セルフタッチングにおけるボディ&マインド&スピリットの統合について。
演習:①グラウンディングと呼吸、やわらかな手を育む。からだの下半身に触れる。
➁からだの上半身に触れていく。全身をつなげるように統合する。
第5回 2023年5月18日(木)19:30~21:30
“セルフタッチングと臨床ー触れられるのが苦手な方へのかかわりー”
解説:「ファシリテーションの注意点」「安全な場とかかわり」「触れられるのが苦手な方への指導のポイント」「セルフタッチングと臨床(うつ、発達障害、トラウマ、高齢者等、様々な場面で)」「それぞれの感じ方―ニューロダイバシティー」
演習:「セルフタッチング誘導」練習
第6回 2023年5月25日(木)19:30~21:30
“わたしを抱きしめ、慈しむーセルフコンパッションー”
解説:「セルフコンパッションとは?」「内受容感覚と私達のwell-being」「呼吸と心拍のゆらぎーハート・コヒーレンスー」「内なる”自然”/いのちに触れる」
演習:セルフタッチングと自己表現、アート・ワークを体験する。
【形式】Zoomミーティング
【受講料】
一般:48,000円(3月31日まで早期割引43,000円)
「こころにやさしいタッチケア」基礎講座修了者:42,000円(3月31日まで早期割引37,000円)
*すべて税込価格、ワークブック(PDF)代金・動画資料・認定料込です
*副教材「みんなのセルフタッチング(日貿出版社)」は各自でご購入ください
【参加方法】
4/11までに申し込み時にご指定のメールアドレスにZoomのURL/IDをお送りします。(各回共通)
(メールが届かない場合は迷惑メールやプロモーションのメールフォルダをご確認の上、事務局にご連絡ください)
【認定資格】
NPO法人タッチケア支援センター認定セルフタッチング指導者の認定証を授与いたします。
*認定証は電子送信の形でお送りします
*認定資格授与には下記の要件を満たす必要があります。
- オンライン講座、全日程に出席ください。やむをえぬ理由で参加できない場合は2回までオンライン補講を受講することが可能です。その際、補講料金が別途かかります(1回五千円)
- 講座修了後、簡単なレポートを提出していただきます。
【キャンセルについて】
第1回目の前日までキャンセル料なしで承ります。Peatixを通し全額ご返金致します。
開始後のキャンセルはお受けできません。
【その他】
お申込み後のご連絡は、お申込み時にご指定いただいたメールアドレス宛にお送りします。パソコンからのメールを受け取れるアドレスでお願いいたします。
ご不明な点等があればお気軽に事務局宛にお問い合わせください。
【主催・連絡先】
office.touchcare@gmail.com (事務局担当 石井)
http://touchcaresupport.com/
【書籍(副教材)】
「みんなのセルフタッチング」日貿出版社 2200円
新型コロナ、IT、SNS…と、私たちをめぐるコミュニケーションの形は急速に変化しています。ネットではずっと誰かとつながっている一方で、リアルに人と触れ合う機会は減るばかり。そこで失われたのは、触れることでお互いの存在を実感するという、生き物にとって一番大事なことでした。本書で紹介するセルフタッチングは、自分にただゆっくり、やさしく触れるだけで、見失ってしまった自分を取り戻す方法です。ここにあるのは一番簡単な「私」の回復方法です。またタッチケア研究の第一人者・山口創先生との対談も収録!QR動画も付いています。
お求めは https:// amzn.asia/d/81qtVUE などから。
【中川れい子プロフィール】
NPO法人タッチケア支援センター代表理事
エサレン®ボディワーク認定施術者
「こころにやさしいタッチケア」「セルフタッチング」考案者
兵庫県生まれ、関西学院大学文学部美学科卒業。
塾・予備校等の教育産業に従事していた頃、阪神淡路大震災の被災し、現地ボランティア活動に従事。その後、身体を通じての癒しの可能性を探求しはじめる。
1998年よりボディワーク&ボディサイコセラピーの研修を開始。1999年に米国カリフォルニア州エサレン研究所で開発されたエサレン®ボディワークと出会い、翌年に認定施術者となり開業。関西の自宅で、ひたすらにセッションを積み重ねる中、クライアントさんの要望により2003年より全身のオイルトリートメントのボディワーク講座(Touch&Healing, 2023年よりTouch in Graceと改称)を開講し始める。この時期から、再び、エサレン研究所に足しげく通うようになり、2005年より、エサレン研究所からの海外講師のワークショップのコーディネートを担当する(2012~16年はエサレン®ボディワーク資格認定コースを主宰)
2011年、NPO法人タッチケア支援センターを設立。エサレン®ボディワークの気づきのタッチを、看護・介護・家族間ケアで実践するようにアレンジした、“こころにやさしいタッチケア”を考案。講座開講とともに、触れることの大切さの普及と、被災地・高齢者施設での施術活動も行う。2015年に、サンフランシスコから海外講師を招き、医療環境下でのタッチセラピーを導入。その後、がん患者会、緩和ケア病棟、産科病棟での施術活動を広げていく。 2019年より、東京でもこころにやさしいタッチケア講座を開講。
2020年のコロナ禍では、セルフケア、セルフタッチングに力を入れ“非接触(タッチレス)”時代を乗り越える。2021年、NPO法人タッチケア支援センター顧問でもある、タッチの第一人者、山口創氏(桜美林大学教授)との共著「オトナ女子のおうちセルフケア」(秀和システム)を発刊。2022年、初の単著である「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社)を発刊。タッチケアとともに、セルフタッチングの普及にも力を入れる。
エサレン®ボディワークの個人セッション(http://www.amanaspace.com/)も、引き続き行っている。