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NPO法人タッチケア支援センター > イベント・講座情報 > 【第六回タッチケア・フォーラム&<身>の医療研究会 第六回大会】 コロナの時代を生きるタッチケア いのちに触れる “Touch”の未来を考える

2021年3月6日(土)オンライン開催

【第六回タッチケア・フォーラム&<身>の医療研究会 第六回大会】 コロナの時代を生きるタッチケア いのちに触れる “Touch”の未来を考える

主宰 NPO法人 タッチケア支援センター http://touchcaresupport.com/
第六回 <身(み)>の医療研究会、合同開催
<身(み)>の医療研究会 http://minoiryo.org/
(日本心身医学会認定研修会(1単位))

  1. フォーラム概要
  2. 趣旨文
  3. スケジュール
  4. 登壇者プロフィール

1. フォーラム概要

分断と”ディスタンス”の時代だからこその、「タッチ~ふれあうこと」の根源的な必要性について、気鋭の研究者・ボディワーカーの先生方をお迎えして語りつくす1日です。講演・対談のほか、セルフタッチングやリラックスのワークもご紹介します。(部分参加可能で、すべてのプログラムが1か月間録画視聴できます)

日時 2021年3月6日(土)
開始時間 10時~午後5時30分  夜の部(全大会) 午後7時~8時30分
参加費 4500円(早期割引、2月20日まで。
2月21日以降は5千円。最終締め切り3月5日午後5時まで)
*全講義、動画を後日視聴できます。
参加形式 ZOOM(なるべくZOOMのバージョンは最新をお勧めします)
お申込み https://touchcareforum210306.peatix.com
(ここでうまく申込みできない場合は下記の事務局メールにてご連絡ください)
※2/28以降のキャンセルはご返金できません。
※キャンセルのご返金は、振込手数料を差し引かせていただきます。ご了承ください。
※申込みサイト上で領収書を発行することができます。詳しくは、 Peatixのヘルプページをご確認ください。
事務局 office.touchcare@gmail.com
06-4967-9839
NPO法人タッチケア支援センター事務局(担当:中川・石井)
主宰 NPO法人タッチケア支援センター 
~やさしくふれると世界はかわる~
<身(み)>の医療研究会

2. 趣旨文

コロナの時代のタッチケア
いのちに触れる “Touch”の未来を考える

昨年から世界を震撼させている新型コロナウイルスのパンデミック。感染防止のため、密を避けて、互いに距離をとる(ディスタンス)ことが求められ、人と人が出会い、語り合い、ふれあうことが大幅に減りつつあります。非対面型・非接触型の社会も推進され、じょじょに私達の“身体性”や、人が人をいのちのぬくもりある存在として実際に“ふれあう”ことは遠ざけられつつあります。一方で、離れているからこそ、人と人とのつながりが人間にとっていかに大切であるのかを、あらためて実感された方も多いでしょう。

これからの時代、人と人との“つながり”、そして“ふれあい”は、どのように変化していくのでしょうか? 
そして、人類は、ほんとうに触れあわなくても、つながりあっていけるのでしょうか?

2021年、10年目を迎えますNPO法人タッチケア支援センター。そもそもの設立のきっかけは、スマホやメールやSNSなど、デジタル機器によるコミュニケーションが進み、人が人に直接ふれあわなくてもつながっていける時代にどのように、やさしいタッチを伝えていけばよいのか? あるいは、このままではタッチレス(ふれ合わないこと)が進行していくのではないのか?を危惧したことが始まりでした。

2011年春の設立直後は、東日本大震災被災地でのタッチケア・ボランティアが活動の始まりでした。その後、高齢者施設・地域活動支援センター・子ども食堂・がん患者会・就労支援センター・緩和ケア病棟や、産科での産後ケアや地域のイベント等、様々な対人援助の現場でタッチケアの施術を実践しながら“やさしくふれると世界はかわる”ことの実感を多くの方とわかちあってまいりました。そうした活動のいくつかも、残念ながら2020年の春以降は感染症予防のため休止中で、予感していたタッチレスは感染症予防のためさらに進行しています。

このように、新型コロナウイルスという感染症の問題とともに迎えた2021年の第六回タッチケア・フォーラム。タッチやふれあいの原点に立ち返らざるを得ない地点で10周年を迎える中、あらためて『ふれる/ふれられる』ことの諸相のひとつひとつに大切に向き合い、“生きる知恵、いのちの癒し”としてのタッチケアの今後の役割を問いなおしていきたいと思います。

今回、ご登壇者には、リベラル・アーツ(生きるための教養学)にかかわる気鋭の研究者の皆様をお招きすることができました。タッチのもつ身体性や現象学的側面、さらにオキシトシン・神経学など、多角的にタッチを見つめなおし、ポスト・コロナに向けて人のこころとからだ、そして、社会にもやさしいタッチケアを再構築していければと思います。

また、今回のタッチケア・フォーラムは<身(み)>の医療研究会・第六回全国大会と合同で開催させていただきます(日本心身医学会認定研修会(1単位))。今回のフォーラムが、心身二元論をこえた、心・体・魂を一つとしてとらえる<身(み)>にふれゆく在り様を、コロナ時代を乗り越えた医療や福祉のケアの未来へと伝えいく端緒となれば幸いです。

大会長  中川れい子
NPO法人 タッチケア支援センター 理事長
<身(み)>の医療研究会、理事

3. スケジュール

【第一部 午前の部】

10時
開会の言葉 (深尾篤嗣・中川れい子)
10時10分~11時
「コロナの時代と<身>の医療
―Don’t think! feel and touch!―」

深尾篤嗣(ふかおあつし)
(<身>の医療研究会理事長/心療内科医師/医学博士)
11時10分~12時
『タッチケア10年の歩みと、コロナの時代に広がる”気づき”のタッチ』
~セルフタッチング体験ワーク~』

中川れい子(なかがわれいこ)
(NPO法人タッチケア支援センター理事長)

【第二部 午後の部】

午後1時~2時10分
『なぜ、タッチがこころと体を癒すのか?
コロナ時代に大切な、最新“オキシトシン”情報』

山口創(やまぐちはじめ)
(桜美林大学リベラルアーツ学群教授/臨床発達心理士/博士(人間科学)
午後2時30分~3時40分
『“神経の仕組み”から考える
テレワーク時代のセルフマネジメント』

藤本靖(ふじもとやすし)
(環境神経学研究所株式会社 代表取締役
上智大学非常勤講師(ボディワーク・神経生理学)
午後4時~5時10分
『手の倫理、“ふれる”と“さわる”』
伊藤亜紗(いとうあさ)
(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授
東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長
美学者 博士(文学))

【第三部 夜の部】

午後7時~8時30分
『人は触れあわなくても、つながりあえるのか?』(仮題)
司会:村川治彦(関西大学人間健康学部教授)
パネリスト:山口創、藤本靖、深尾篤嗣、中川れい子

4. 登壇者 プロフィール

山口 創(やまぐち・はじめ)

なぜ、タッチがこころと体を癒すのか?
コロナ時代に大切な、最新“オキシトシン”情報

桜美林大学リベラルアーツ学群教授
博士(人間科学)
臨床発達心理士

静岡県出身。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。
専攻は、臨床心理学・身体心理学。聖徳大学人文学部講師を経て、現在は桜美林大学リベラルアーツ学群教授。臨床発達心理士。

タッチ研究の第一人者で、『手の治癒力』、『幸せになる脳はだっこで育つ』、『皮膚感覚の不思議』、『人は皮膚から癒される』など著書多数。「世界一受けたい授業」(日本テレビ系列)「 チコちゃんに叱られる」「あさイチ」(NHK)他TV出演も多く、「オキシトシン」を社会に広めたことでも知られる。NPO法人タッチケア支援センター特別顧問

藤本 靖(ふじもと・やすし)

神経の仕組み”から考える
テレワーク時代のセルフマネジメント』

環境神経学研究所株式会社 代表取締役
上智大学非常勤講師(ボディワーク・神経生理学)

東京大学 経済学部卒業
東京モード学園 ファッションスタイリスト学科卒業
東京大学大学院 身体教育学研究科修了

大学では途上国の開発について学び、卒業後は政府系国際金融機関にて東南アジア、アフリカにおける政府開発援助(ODA)の業務に関わる。その日々の中で、人間の「心と身体の関係」という個人のテーマに出会い、再び大学に戻り、ヒトの脳のシステムについて研究。
「大脳皮質運動野磁気刺激による心臓自律神経系の応答」という研究テーマをアメリカ生理学会など様々な国際的な学会で発表する。一方、クラシックバレエ、武術など様々な身体技法やお笑いの世界を経験。

身体に関する理論と実践の成果を現場で活かすために、ボディワークの国際的な認定資格である「ロルフィング®」、身体心理療法「ソマティック・エクスペリエンス®」などの資格を習得。プロスポーツ選手、ダンサーや音楽家など身体を専門とするクライアントを中心に個人セッションを行う。

「神経系の自己調整力」に基づく「快適で自由な心と身体になるためのメソッド」を開発。簡単で、効果が高い疲労回復のためのワークが注目され、Google米国本社の研修プログラムでとりあげられる。教育機関・医療機関・民間企業などで講演、研修、ワークショップなどを行う。

心身の健康の専門家としてTV・雑誌など出演多数。 著書に、ベストセラー「『疲れない身体』をいっきに手に入れる本」(講談社)、新著「人間関係が楽になる神経の仕組み 脳幹リセットワーク」(講談社)など。

現在は、自律神経系測定の機器開発に注力し、 ヘルスツーリズム、ワーケーションなどビジネスマンのセルフマネジメントに関する新時代のプログラム構築にとり組む。

環境神経学研究所 https://www.neural-intelligence.company/
オールブルー   http://www.all-blue.com/

伊藤 亜紗(いとう・あさ)

手の倫理 / “ふれる”と“さわる”

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授
東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長
美学者 博士(文学)

東京都出身。東京大学3年次に理系から文系に転向し美学を専攻。
日本学術振興会特別研究員を経て東京工業大学に着任。

様々な障害をもつ当事者へのインタビューやフィールドワークを通して人の身体性と感覚、認知の意味を問い直す研究は高い注目を集めている。主な著書は『目の見えない人は世界をどう見ているのか』、『どもる体』、『記憶する体』(第42回サントリー学芸賞受賞)、『手の倫理』など。センター長を務める東京工業大学未来の人類研究センターでは、他者のために行動する「利他」をテーマとしたプロジェクトを推進している。「BS1スペシャル−コロナ新時代への提言2 」『 Eテレ、『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』などTV番組への出演も多数。
http://asaito.com/

深尾篤嗣(ふかお・あつし)

コロナの時代と<身>の医療
―Don’t think! feel and touch!―」

茨木市保健医療センター所長、心療内科医、医学博士
「<身>の医療研究会」理事長

1987年大阪医科大学卒業。九州大学心療内科特別研究学生、神甲会隈病院内科、洛和会音
羽病院心療内科部長、藍野学院短期大学第一看護学科教授などを経て現職。
専門は心身医学と内分泌代謝学。第17回日本心身医学会石川記念賞受賞。代表的ソマティ
ック心理学であるプロセスワークを心療内科診療に導入することにより、日本独特の身体
概念である<身(み)>に焦点を当てた全人的医療(身心医学または魂身医学)の実践を
試みている。

主な著書:「<身>の医療ー心身医学から魂身医学へ」「医療における心理行動科学的アプ
ローチ― 糖尿病/ホルモン疾患の患者と家族のために」(編著)「生活習慣病診療に役立
つ受容と和みのコーチング」(共著)「ソマティック心理学への招待:身体と心のリベラ
ルアーツを求めて」(分担執筆)など。

所属学会、役職、資格等
日本内科学会(総合内科専門医)、日本内分泌学会(専門医、指導医、評議員)、日
本甲状腺学会(専門医、評議員)、日本心身医学会(専門医、指導医、代議員、編集
委員)、日本心療内科学会(専門医、評議員、編集委員)、日本糖尿病医療学学会(
コーチング委員会委員)、日本箱庭療法学会(編集委員)、日本ソマティック心理学協
会(運営委員)、日本トランスパーソナル心理学/精神医学会、「内分泌糖尿病心理行
動研究会」代表世話人、プロセスワーク初級プラクティショナー。

http://minoiryo.org/

村川治彦(むらかわはるひこ)

全体トーク司会

大阪府生まれ。関西大学人間健康学部教授。

東京大学文学部卒業(宗教学宗教史学科)、カリフォルニア統合学研究所(California Institute of Integral Studies)で、East-West Psychology 修士課程、Integral Studies 博士課程修了。論文に「一隅を照らす光を集める;オウム事件以後の一人称の「からだ」の探求に人間性心理学はどう貢献できるか」(人間性心理学研究) 「経験を記述するための言語と論理ー身体論からみた質的研究」(看護研究:医学書院) 日本トランスパーソナル心理学/精神医学会元会長、日本ソマティック心理学協会副会長。日本GRACE研究会事務局長。 <身(み)>の医療研究会事務局長。NPO法人タッチケア支援センター特別顧問

中川れい子 (なかがわれいこ)*進行役

『タッチケア10年の歩みとコロナの時代に広がる”気づき”のタッチ
~セルフタッチング体験ワーク~』

NPO法人タッチケア支援センター 理事長
身の医療研究会 理事 
エサレン®ボディワーク認定プラクティショナー

兵庫県生まれ。関西学院大学文学部美学科を卒業。塾・予備校等の教育産業に従事。1995年の阪神淡路大震災で被災後、現地ボランティアとして活動する中、からだを通じての心のケアの大切さを痛感し、1998年よりボディワーク、ボディサイコセラピー等を学び始める。1999年にエサレン®ボディワークと出会い、自宅サロンで開業。

個人セッションを積み重ねる中、触れることの様々な作用を実感し、その普及・教育・ボランティア団体として、「やさしくふれると世界はかわる」をテーマに2011年NPO法人タッチケア支援センターを設立。

ソマティクス(身体感覚の気づきにかかわるワーク)を重視した、安全で心地よく、対人援助に役立つ「こころにやさしいタッチケア講座」を開講。

高齢者施設・がん患者会・緩和ケア病棟・産科等での施術会や、発達障害・精神障害の方の地域活動支援センター、うつの回復期の方の就労支援センター、疼痛患者の会や、依存症の会など、様々なフィールドで、セルフケアやタッチケアの指導にあたる。また、エサレン®ボディワーク等の個人セッションも、引き続き行う。

オーガナイズとしては、エサレン®ボディワークの認定コースを含めての各種ワークショップ主催、米国ホスピタルベイスドマッサージ公認講師、キャロリン・ターグ氏を招いてのオンコロジータッチセラピー講座、グリーフケアのためのタッチセラピー等の講座をオーガナイズする。

現在、ウェブマガジン「コ2(kotsu)」で「セルフタッチング入門―コロナ時代のタッチケアー」を連載中。
http://touchcaresupport.com/