8/6開講 第三回セルフタッチング指導者養成講座 オンライン連続6回講座

第三期セルフタッチング指導者養成講座
お申し込みはこちらのpeatixからお願いいたします。
講師:中川れい子
「みんなのセルフタッチング」著者
NPO法人タッチケア支援センター代表
解説+演習 6回シリーズ 他、認定のための課題あり
2025/8/6・8/20・9/3・9/17・10/1・10/15(すべて水曜日)
19時30分~21時30分
オンライン(Zoomミーティング)
録画による復習あり
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リアルさを失いがちな“わたしの身体”。
触れて、感じて、取り戻していく――。
さまざまなセルフケア・メソッドを融合し、
神経系のバランスを回復しながら、
ストレスの軽減と、いのちの学びを伝える。
「セルフタッチング」の指導者養成講座、
2025年8月、第三期が開講します。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
【セルフタッチングを学ぶということ】
“セルフタッチング”とは、自分の手で自分の身体に「対話するように」触れていく、シンプルなセルフケアの方法です。心と身体のつながりを深めるメソッドであり、さまざまなセルフケア/セルフヘルプの要素が融合されたものです。身心のバランスの回復と統合を促します。
まずは、まるで初めて触れるかのように、「自分自身に触れること」を体験してみましょう。そのときの感触、質感、温度、身体の広がり、そして呼吸の“ゆらぎ”などを、“今・ここ”で、“あるがまま”に感じること。それが出発点です。このように、自分自身の身体を巡る旅路を、セルフタッチングの指導者(ファシリテーター)が安全に導く案内人としてサポートします。自分の身体は、私たちにとって最も身近な“自然”でもあります。セルフタッチングとは、内なる自然(いのち)に触れる“体験(experience)”そのものなのです。
全6回のオンライン講座では、参加者の皆さまが「自分自身に触れ、つながり、気づき、癒される」体験を重ね、セルフタッチングの誘導法を学びながら、安心・安全を提供する神経系の理解や、皮膚へのやさしい刺激が脳神経に穏やかに作用するリラクセーションの仕組みについても学びます。
外向きになりがちな“気づき”を内側に向けていくプロセスとして、身体ほぐし・呼吸法・気功・瞑想・マインドフルネス・グラウンディング・セルフコンパッション・ソマティック心理学などの実践を通して探求を深めていきましょう。さらに、心と身体、そして7つのチャクラなど、身体のさまざまな層を丁寧に見つめながら、よりホリスティックな身体観を育んでいきましょう。そして、内側に秘められた“自分力”や“自己治癒力”をゆっくりと引き出し、自らを癒す「内なる癒し手」を目覚めさせていきます。
【連続講座の内容】
この講座では、セルフタッチングの背景にある哲学とその効果、そして、誘導ファシリテーションの“コツ”をお伝えし、実際にクラス中に誘導演習を行うことで実践力を高めます。
また、安全な空間づくり、神経系の理解のほか、からだほぐし、からだのつながりの理解、グラウンディング、呼吸、マインドフルネス、メディテーション等の、基本的なセルフケアも含まれ、ソマティック(身体性とつながった)な身体教育の基本を身につけるようにご案内いたします。
6回のクラスを通じて、継続してセルフタッチングを自ら体験することで、参加者ご自身の癒しもサポートしていきます。自らを癒し、身体の感覚やイメージを深めていくことが、セルフタッチングの誘導ファシリテーションの実力も向上します。もちろん、誘導ファシリテーションのコツもお伝えし、実習で深めていっていただきます。
講義録画とデモ動画は6回終了後1年間自由にご覧いただけます。
【これまでの参加者の方のご感想】
2023年、2024年とすでに二度にわたりセルフタッチング指導者養成を開催し、修了生の皆様はすでに認定指導者(ファシリテーター)として様々な場でご活躍されています。また、御自身とつながり、自らを調え、自己成長をうながす講座としてもご好評をいただいております。今回はさらにバージョンアップしてお届けいたします。
※2023年、第一期の受講者方のご感想(一部)
※2024年、第二期の受講者の方のご感想(現在準備中)
【セルフタッチング認定指導者として】
講座修了後は、所定の条件(後述)を満たしていただくことで、NPO法人タッチケア支援センターより、認定指導者として認定証を授与いたします。 なお、演習がありますので、認定をご希望の方は全日程リアルタイム参加が原則となります。(補講については後述)
講義・解説、誘導デモンストレーションは録画で繰り返し復習していただくことができます。
【このような方に】
●利用者さんにセルフケアを伝えたい医療・福祉・教育・心理職の方
●ご自身のワークやセラピーににセルフタッチング指導を加えたい方
●よりハイレベルなセルフケア法を身につけたい方
●触れられるのが苦手な方へのかかわりを探求したい方
●身心を統合し、施術に相応しい“やわらかな手”を育みたい施術者の方
【このような場所で】
タッチケア支援センターでは、これまでセルフタッチングの活動先として、就労移行支援センター、地域活動支援センター、メンタル・クリニック、がん患者会、女性支援センター、依存症の会、子育て支援、コミュニティ・カフェ、アートセラピーの会等、その他、様々な癒しとコミュニティの現場で実践されています。また心理セラピーやボディワークの施術の個人セッションに組み合わせることができます。
【6回コースの日程と内容】
第1回 2025年8月6日(水)19:30~21:30
セルフケアの理解 ー安全な空間/グラウンディング/呼吸/マインドフルネスー
解説:「セルフタッチングを実践する際の、安全な空間」「自分自身を癒すとは?」「皮膚へのやさしい刺激と脳神経との関係」「神経系の理解とポリヴェーガル理論」「グラウンディング・呼吸・マインドフルネス」「セルフタッチングの誘導ポイント➀」
演習:基本のセルフケア ーグラウンディングとマインドフルネスー
簡単セルフタッチング ーセルフタッピング・バタフライハグ等―
第2回 2025年8月23日(水)19:30~21:30
セルフタッチングの哲学と効果
講義:「セルフタッチングの目的と効果」「プレゼンスー今・ここの気づきと“Being”」「ソマティックな体験教育」「セルフタッチングが必要となる現代社会の諸問題」「セルフタッチングの誘導ポイント②」
演習:「やわらかな手をはぐくむ」「基本のセルフタッチング(手をあてる・さする・セルフハグ等)」の体験と、誘導練習。
第3回 2025年9月3日(水)19:30~21:30
セルフタッチングと臨床ー触れられるのが苦手な方へのかかわりー
解説:「触れられるのが苦手な方への誘導のポイント」「セルフタッチングと臨床(うつ、発達障害、トラウマ、高齢者等、様々な場面で)」「それぞれの感じ方―ニューロダイバシティー」「ネガティブケイパビリティ」「耐性の窓とレジリエンス」
演習:「セルフタッチング誘導」練習 第1回・第2回の復習と統合
第4回 2025年9月17日(水)19:30~21:30
“ホリスティックな身体観とセルフの理解“
解説:「ホリスティックな身体観と身体マッピング」「セルフ(self)の理解」「3つのセンター/マインドフルネス(頭部)・ハート(胸部)・ビーイング(腹~脚部)」「ボディ&マインド&スピリットの統合と変容」
演習:①グラウンディングと呼吸、やわらかな手を育む。からだの下半身に触れる。
➁からだの上半身に触れていく。全身をつなげるように統合する。
第5回 2025年10月1日(水)19:30~21:30
“からだまるごと、つなげるように触れていく”
解説:「からだのつながりと統合」「全身をつなげるように触れていくストローク(撫でる)の実践」「天と地と、呼吸とハートとつながった“やわらかな手”を育む」「ホリスティックな身体観と7つのチャクラ」
演習:“全身をつなげるセルフタッチング”の体験と誘導練習
第6回 2025年10月15日(水)19:30~21:30
わたしを抱きしめ、慈しむーセルフコンパッションー
解説:「セルフコンパッションとは?」「内受容感覚と私達のwell-being」「呼吸と心拍のゆらぎーハート・コヒーレンスー」「内なる”自然”/いのちに触れる」
演習:セルフハグを深める。セルフタッチングと“アート・ワーク”
【形式】Zoomミーティング
【受講料】
●一般:60,000円(2025年7月20 日まで早期割引 55,000円)
●「こころにやさしいタッチケア」基礎講座修了者(認定証受領者):55,000円(2025年5月31日まで早期割引 49,800円)
●「第一回・第二回セルフタッチング指導者養成講座」に参加された方の再受講:15,000円
*すべて税込価格、ワークブック(PDF)代金・動画資料・認定料込です
*副教材「みんなのセルフタッチング(日貿出版社)」は各自でご購入ください
【定員】24名
定員になり次第締め切ります。
【参加方法】
初回、8月6日の前日までに、申し込み時にご指定のメールアドレスにZoomのURL/IDをお送りします。(各回共通)
※PCからのメールを受け取れるアドレスをお願いいたします。期日までに届かない場合は迷惑メールフォルダなどをご確認の上ご連絡ください。
【認定資格】
NPO法人タッチケア支援センター認定セルフタッチング指導者の認定証を授与いたします。(電子送信の形でお送りします)
認定資格授与には下記の要件を満たす必要があります。
- オンライン講座全日程に出席ください。やむをえぬ理由で参加できない場合は2回までオンライン補講を受講することが可能です。その際、補講料金が別途かかります(1回五千円)
- 講座修了後、簡単なレポートを提出していただきます(終了後3か月以内を目安に)
レポート内容は感想等の小論文、実際にセルフタッチングを誘導したセッションレポート等です。
認定までの期間、練習会の開催、質問などのスーパーバイズも行います。
認定後は、翌年のセルフタッチング指導者養成オンライン講座にて、チューターとして無料参加することが可能です。
【講義のアーカイブ動画について】
講義・デモ動画は1年間(2026年9月末まで)いつでも自由にご覧いただけます。復習にご利用ください。
※認定を受けるにはリアルタイムの演習を行っていただく必要があります。録画視聴のみでは認定をお出しすることができません。
【キャンセルについて】
第1回目(8/6)の前日までキャンセル料なしで承ります。メールにてお知らせください。Peatixを通し全額ご返金致します(条件により手数料が発生するケースもあります)。
8/6の講座開始後のキャンセルはお受けできません。
【その他】
お申込み後のご連絡は、お申込み時にご指定いただいたメールアドレス宛にお送りします。パソコンからのメールを受け取れるアドレスでお願いいたします。
※お送りしたメールが迷惑メールやプロモーションメールのフォルダに分類される例が多く報告されています。届くべきメールが届かない場合はそれらのフォルダをご確認ください。
ご不明な点等があればお気軽に事務局宛にお問い合わせください。
【事務局連絡先】
office.touchcare@gmail.com (事務局担当 石井)
http://touchcaresupport.com/
【書籍(副教材)】
「みんなのセルフタッチング」日貿出版社 2200円
新型コロナ、IT、SNS…と、私たちをめぐるコミュニケーションの形は急速に変化しています。ネットではずっと誰かとつながっている一方で、リアルに人と触れ合う機会は減るばかり。そこで失われたのは、触れることでお互いの存在を実感するという、生き物にとって一番大事なことでした。本書で紹介するセルフタッチングは、自分にただゆっくり、やさしく触れるだけで、見失ってしまった自分を取り戻す方法です。ここにあるのは一番簡単な「私」の回復方法です。またタッチケア研究の第一人者・山口創先生との対談も収録!QR動画も付いています。
お求めは https:// amzn.asia/d/81qtVUE などから。
【中川れい子プロフィール】
NPO法人タッチケア支援センター代表理事
「こころにやさしいタッチケア講座」「Touch in Grace」創設者
「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社)「オトナ女子のおうちセラピー」(秀和システム)著者
エサレン®ボディワーク認定プラクティショナー&教師
兵庫県出身、関西学院大学文学部美学科を卒業後、塾・予備校等の教育産業に10数年従事(大学受験の日本史を担当)。
阪神淡路大震災の被災体験とボランティア活動をきっかけに、心と身体のつながりをもとにする癒しを探求することに目覚め、1998年よりボディワーク、ボディサイコセラピー、カウンセリング、ヒーリング等を学び始める。
1999年にエサレン®ボディワークと出会い、翌年認定施術者となり自宅サロンで開業、個人セッションをひたすらに積み重ねる中、触れることの様々な効果を実感し、その普及・教育・ボランティア団体として、「やさしくふれると世界はかわる」をテーマに2011年NPO法人タッチケア支援センターを設立。
同年、エサレン🄬ボディワーク等、身体感覚の気づきを重視するソマティック教育をもとにした、安全で心地よく、対人援助に役立つ「こころにやさしいタッチケア講座」を考案。
高齢者施設・がん患者会・緩和ケア病棟・産科等での施術会や、発達障害・精神障害の方の地域活動支援センター、うつ回復期の方の就労支援センター、疼痛患者の会や、依存症の会など、様々なフィールドで、タッチケアの施術や、セルフケアやタッチケアの指導にあたる。
また、自分自身を調え、自らを慈しむことを深める“セルフタッチング”のワークを考案し、その普及活動を行う。2022年「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社)を出版後は、セルフタッチング指導者養成講座も展開。
エサレン®ボディワークを中心とする個人セッションも、関西・関東で引き続き行い、またエサレン・スタイルの全身のオイルトリートメントのオリジナル・メソッド、“Touch in Grace”を開講している。
エサレン®ボディワークの認定コースを含めての各種ワークショップ主催、米国ホスピタルベイスドマッサージ公認講師、キャロリン・ターグ氏を招いてのオンコロジータッチセラピー講座、グリーフケアのためのタッチセラピー等の講座をオーガナイズする。
2021年3月に、山口創氏との共著「オトナ女子のおうちセルフケア」(秀和システム)を発刊。2022年12月、単著で「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社)を発刊。2023年6月、「わが国におけるポリヴェーガル理論の実践」(岩崎学術出版)で、産後のタッチケア・トリートメントについてのコラムを寄稿。月刊「クーヨン」2023年5月号(クレヨンハウス)
株式会社ホールネス 代表取締役
<身>の医療研究会理事
ホリスティック医療認定療養師
S・E(ソマティック・エクスペリエンシング®)中級コース修了