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2021年11月26日

講座・イベントのご案内

12月6日無料オンライン『やさしくふれると世界はかわる』

やさしくふれると世界はかわる
– 皮膚と脳・こころのメカニズムー
2021年12月6日 午後7時~
無料オンラインセミナーの御案内です。
演者:中川れい子(NPO法人タッチケア支援センター理事長)
(おって、視聴方法がご案内されます)
 タッチケアとは、手をあてたり、やさしく撫でたり、マッサージするなどの”触れる”ケアの総称です。人類が遥か昔から行ってきたケア法ですが、昨今はIT化や科学技術の進化、メディア文化やコミュニケーション形態の変化等に伴って、人が人を”あたたかみのある存在”として直接実感する機会が減少しつつある一方、ヒューマンポテンシャル運動から発展した人間の潜在的可能性を探求する学問領域からも注目を集めつつある領域です。
 皮膚は、脳や神経と同じ外胚葉に発生的な起源をもち”露出した脳”とも呼ばれ、脳や神経と密接に関係しあいます。特に幼少時にはその触覚刺激は胎児の心身の成長に強い影響を受け、他者と関係性を築く叡智をもたらします。愛情深く触れられる皮膚感覚は安心で守られ信頼しあうという感覚を育み、基本的信頼関係としてその後の人生において、他者や世界、自分自身との関係性の基盤となります。触れること、抱きしめること、関わることは、生命の維持そのものに必要不可欠なものであり、根源的なものです。
 私達タッチケア支援センターでは特に”安心感”,”つながり”,”リラクセーション”,”身体感覚の気づき”の4つを大切にし、米国エサレン研究所のエサレン®ボディワークを参考に、長年の期間をかけて開発してきたもので、自律神経系を調え、相乗的に不安・怖れ・痛み・ストレス等を緩和し、身体感覚の気づきを通じて自己尊重感を高めます。
 また、あたたかな手のつながりは、孤独を癒し、そして私達のWellness(健康)とWell-being(幸福)を総合的にサポートします。自分自身に触れてからだと対話するように触れていくセルフタッチングや家族間でおこなうタッチケア、そして、対人援助の現場では、”高齢者介護”,”緩和ケア”,”産後ケア”,”がんの治療の方へのオンコロジー・タッチセラピー、そして様々なメンタルケアとしても人々に寄り添うケア法として注目頂いています。
 現在テレワーク等、オンラインを使ってのデジタルコミュニケーションが加速的に進化したことで、視覚・聴覚優位となって触覚や身体性を体験する機会は減少しつつあります。触覚には触れるものと、触れられるものが今、ここで同時に存在するという特徴があり、触れることで実在性を強く実感することが出来ます。この機会にあなたもタッチケアが持つ可能性について考えてみませんか。
【こんな方におすすめ】
・タッチケアやタッチセラピーに興味がある
・皮膚と脳・こころのメカニズムに興味がある
・自律神経系の調整やリラクセーションに興味がある
・不安・怖れ・痛み・ストレス等の緩和に興味がある
・触れ合いによる安心感やつながりの実感に興味がある
・身体感覚の気づきを通じ自己尊重感を高める事に興味がある
・国内タッチケア第一人者な中川れい子様に興味がある
【中川れい子 プロフィール】
NPO法人タッチケア支援センター理事長。身の医療研究会理事。こころとからだのセラピールーム amana space 代表。
兵庫県で生まれ、関西学院大学文学部を卒業。1995年の阪神淡路大震災で被災後、現地ボランティアとして活動する中、からだを通じての心のケアの大切さを痛感し、1998年よりボディワーク、ボディサイコセラピー、カウンセリング、ヒーリング等を学び始める。1999年にエサレン®ボディワークと出会い、自宅サロンで開業、個人セッションをひたすらに積み重ねる中、触れることの様々な作用を実感。その普及・教育・ボランティア団体として、「やさしくふれると世界はかわる」をテーマに2011年にNPO法人タッチケア支援センターを設立。身体感覚の気づきにかかわるワークであるソマティクスを重視した、安全で心地よく、対人援助に役立つ「こころにやさしいタッチケア講座」を開講。高齢者施設・がん患者会・緩和ケア病棟・産科等での施術会や、発達障害・精神障害の方の地域活動支援センター、うつの方の就労支援センター、疼痛患者の会や、依存症の会など、様々なフィールドで、セルフケアやタッチケアの指導にあたりつつ、エサレン®ボディワークの認定コースを含めての各種ワークショップ主催、米国ホスピタルベイスドマッサージ公認講師、キャロリン・ターグ氏を招いてのオンコロジータッチセラピー講座、グリーフケアのためのタッチセラピー等の講座をオーガナイズしている。また、個人サロン、amana spaceでのエサレン®ボディワーク等の個人セッションも、引き続き行っている。
関連URL:
NPO法人タッチケア支援センター
https://touchcaresupport.com/
タッチケア10年の歩みとコロナの時代に伝える“気づき”のタッチ(機関誌「身の医療」2021)
https://ratik.org/wp-content/uploads/mi6nakagawa2021.pdf
対人援助に生かせるタッチケア、その理論と実践(機関誌「身の医療」2016)
http://ratik.org/wp-content/uploads/nakagawa2016.pdf
オトナ女子のおうちセルフケア | Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4798064165
題名:やさしくふれると世界はかわる – 皮膚と脳・こころのメカニズムと実践 中川れい子様の講演会&懇親会
日時:2021/12/06(Mon) 19:00-20:00(講演会), 20:00-(懇親会(QAセッション含む))
場所:オンライン、後日参加登録者に情報共有
会費:無料
お申込みはこちらからどうぞ。
https://forms.gle/Gfv9HNoTePJjD8xe7
このオンラインセミナーは、とある企業内社員様むけで、一般の方もご参加可能です。Spatial Chat (スペイシャル・チャット)という新しいコミュニケーション・ツールを使って配信されます。1時間のお話のあとは、懇親会(気軽なシェアリング)もあります。コンピューター画面のなかで、人と人との距離感やつながりを感じられる新しいツールだそうです。私自身も楽しみにしています。気軽なyou-tube配信もありますので、お気軽にどうぞ。(you-tube配信は、後日視聴可能ですが、申し込みが必要となりますので、よろしくお願いいたします。オンラインでも「距離」を感じさせない、話題のツールSpatialChatを全社懇親会で活用! (crassone.co.jp)