2025年08月14日

第三回能登半島タッチケア活動報告（７/19～21、七尾・輪島）

2025年７月１９～２１日に、NPO法人タッチケア支援センター、“こころにやさしいタッチケア認定ボランティア・チームによる、第3回目の能登半島被災地”七尾市“での活動をおこないました。七尾での活動は５月に続き２度目となります。今回は、七尾市に加えて輪島市にも赴き、３日間で合計５か所で″こころにやさしいタッチケア”をお届けし、被災された地元の皆様とふれあい、語り合うくつろぎのひと時をご一緒することができました。七尾市は二度目の来訪で、暑い時期にもかかわらず、楽しみに待ってくださっている方もおられて懐かしい再会ともなりました。

今回は、仮設住宅だけではなく、七尾市の大地主神社さんや安楽寺さんなど、地元の寺社でも活動することができました。さらに、３日目の７月２１日の午後に輪島市に移動し、輪島市門前町のグループホーム「楓の家」さんでも活動できました。今回、私たちをリードしてくださった山口賢一さんがずっと関わってこられた施設で、ご縁をつなげていただき感謝申し上げます。

「楓の家」は、能登の地震で被災した後、昨年の夏の豪雨でも被災し、床上浸水となり、ホームの床を水が流れていくまでの被害だったそうです。本来グループホームはワンフロアー9名ですが、今でも定員より多い方が入所されていて、通所にも利用がされていました。こちらでは、私たち4名で、計25名の利用者様にタッチケアさせていただきました。今回の参加セラピスト・メンバーは、偶然、全員が看護や介護、ケアマネの現場で活動する対人援助の専門家ばかりだったので、より一層安心して施術を受けてくださったと思います。

今回の七尾での活動も、５月の前回と同じく”キッスインハート東北第９９陣　能登ボランティア・ツアー“さんと”NGOチーム魅来「笑顔届け隊」”さんとご一緒に活動させていただき、サポートいただけたこと心より御礼申し上げます。

富山の福祉施設に勤務されている樋口ことかさんが、私達の活動に車を出して七尾市を巡ってくださいました。樋口さんは、能登の大地震後、車で約2時間を掛けて七尾市に何度も入って、各避難所仮設住宅を回って支援を続けていらっしゃいます。NGO魅来との関わりもあり、5月に引き続き今回も私たちをサポートしてくださいました。また、輪島市では、地元の山口様にもご支援いただきました。今回も、皆様のご協力に今回も心より感謝申し上げるとともに、ご一緒に活動させていただけて本当にありがとうございました。

また、皆様から貴重なご寄付を賜り、活動の補助とさせていただきましたことも、心より御礼申し上げます。